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ダイヤフラム設計時の注意点

1.はじめに 
 ダイヤフラムには色々な形状の物があります。
すなわち平板型のいわゆるフラットタイプ、皿型の浅い
タイプ、溝付き形、溝付きと皿形の組み合わせ形および
ベロフラムタイプなどであります。

 ここではダイヤフラムをポンプのピストンとし
て用いるダイヤフラムポンプのダイヤフラムについて、
ゴム製品製造者から見た一考察を記してみます。

2.ダイヤフラムの特性

 ポンプとしてのダイヤフラムの特性は、センサーある
いは調節および駆動用に使われるダイヤフラムと異なる
ものと思われます。

 すなわち、後者は出力軸に連結されたセンタープレー
トの一方の側にダイヤフラムを装着し加圧室とし、反対
側にスプリングを設置加圧室に送り込まれる空気あるい
は液体による圧力とスプリングの反力との平衡により所
定の動作をするものである。

 この用途の場合ダイヤフラムに要求されることは明日、
ダイヤフラム設計時の注意点 その2で投稿いたします。